家の歴史

手の上の家

個人の「家」である新築分譲一戸建ての統計は1951年から始まり、60年以上の歴史があります。簡単にその60年を振り返ってみましょう。 1951年から1960年代前半にかけては第二次世界大戦終了の混乱の残る時代であり、デザインというよりとにかく雨風がしのげればいい、という考え方で家が建てられました。1970年ごろにかけて私鉄の建設が進み、私鉄沿線に便乗住宅の建設が行われました。この頃から家にもデザインを求めるようになりました。 高度成長期である1980年にかけてますます家の建設がさかんになりました。ただ、品質というより、近代的で華やかなデザインが求めらた時期で欠陥住宅が多発した時期でもあります。 その後1981年に建設基準法が改正され、安心して長期間住める住宅の着工が進むようになります。家のデザインとしてもさまざまなものが展開されています。

最近のデザインの動向としては、洋風の中でもブリティッシュテイスト、北欧風、南仏風などさまざななものがあります。また、和モダン、ナチュラルモダン、どの分類にもあてはまらないコンテンポラリーテイストなどのデザインが展開されています。 ただし、家は長く住むものですので、一時の流行に流されて建ててしまうと、数年後には古臭いイメージになってしまうことがあります。一般的に家のデザインの流行の期間は長いですが、そんな中でも流行に流されず、いつの時代であっても受け入れられている定番のものを意識して取り入れれば、いつまでも古臭いイメージにならないかっこいい家に住むことができます。30年たってもこの家に住むことを頭に置いてデザインを考えることが大切です。