コンビニって儲かるの?コンビニ経営の苦悩とジレンマ

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各チェーンで行われている主な物流システム

ここでは、商品がどのようにしてコンビニまで運ばれ、販売されているのか見ていきましょう。
まず、コンビニで取り扱っている商品のメーカーは、物流倉庫と呼ばれる配送センターに商品を卸します。
各店舗は、本部と配送センターに必要な商品と個数を発注します。
菓子類などの賞味期限が長いものに関しては、配送センターである程度の在庫を抱え、ここから各店舗に必要数分が納品されます。
弁当やデザートなどの消費期限が短いものに関しては、工場で作られたものを配送センターで各店舗の必要数に分けられ、都度配送されます。
厳密には、デザートやお惣菜はチルド配送、お弁当・パンなどは米飯配送、アイスなどの冷凍配送、菓子類などの常温配送と、それぞれに配送時の保つ温度も1日の配送回数も異なります。
1日4回の配送を必要とする弁当類は、各店舗で納品時間帯も細かく決められているため、時間の正確さも求められ、この物流のスゴさを感じます。

コンビニ物流が危険?物流業界に激震

コンビニの物流が、特殊で洗練されたものであることは理解できたと思いますが、そのコンビニ物流を脅かす危機が迫っています。
近年、業界は違いますが、アメニティ事業で大きなシャアを占めていた資生堂が、物流費の高騰により、利益が取れず、将来的な成長が見込めなくなったことを理由に、ホテルや各宿泊施設に提供していたアメニティ事業から撤退しました。
これは、物流が核となっているコンビニにも同じことが言え、1日に何度も配送が必要なコンビニにとって物流費の高騰は、相当な痛手で他人事ではないのが現状です。
それに加え、配送センターでの積込などは、作業負担が大きいため、女性や高齢者は敬遠しがちとなり、ドライバーも含め、配送に係わる人材不足が露呈しています。
各コンビニチェーンは、今まで人がやっていた作業を機械でできるようなシステムの開発や昇降機導入によるドライバーの雇用促進で物流確保に努めています。


24時間お店に色んな商品が並び続けられるのは何故?

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